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# レンディング市場

資産の供給・担保借入・返済とLendingのヘルスファクター、E-Modeの管理方法

Lendingマーケットに資産を供給すると利息を受け取れます。供給資産を担保として有効にすると、別の資産を借り入れられます。アカウントの担保価値、負債、**ヘルスファクター**が追加借入可能額と清算対象かどうかを決めます。

Lendingは流動性プールと変動金利ローンを使います。[USDHNの借入](/ja/protocol/borrowing-and-liquidation.md)には、別の担保付き負債ポジションと規則が適用されます。

## マーケットを開く

1. **マーケット**画面（`/market`）を開き、アプリが選択したネットワークにウォレットを接続します。
2. 資産を選択し、対象マーケット（`/market/<asset>`）を開きます。
3. 供給・借入金利、利用可能流動性、自分のポジション、マーケット上限を確認します。
4. ERC-20資産を使う場合も、ガス用のネイティブKAIAをウォレットに残します。

KAIAマーケットはLendingプール内でWKAIAを使います。アプリのネイティブKAIA操作では、**WKaiaGateway**が取引中にラップ・アンラップします。この経路で借入や引き出しを行うと、ウォレットにネイティブKAIAが届きます。

| 画面項目        | 意味                  |
| ----------- | ------------------- |
| 自分の供給額      | 累積した供給利息を含む供給残高     |
| 負債          | 累積した借入利息を含む未返済残高    |
| 利用可能流動性     | 引き出しと新規借入に使える資産     |
| 最大LTV       | 担保価値に適用する借入上限比率     |
| 清算しきい値      | ヘルスファクター計算に使う担保の重み  |
| 供給上限 / 借入上限 | マーケット全体の供給量と負債量の上限  |
| リザーブファクター   | 借入利息のうちプロトコルに配分する割合 |

資産、上限、金利は現在のマーケット設定に従います。署名前に**マーケット詳細**でリスク、金利モデル、マーケット規模、上限を確認できます。

## 供給する

1. **供給**を選択し、資産数量を入力します。
2. 取引後の供給残高と担保利用状態を確認します。
3. **取引を確認**を選択します。確認画面に表示されるトークン利用承認を行い、供給取引を送信します。
4. 取引が成功したら、**自分の供給額**と**担保利用**を確認します。

プールは供給残高を表す受領トークン、**aToken**を発行します。利息はaToken残高に反映されるため、供給利息を別の取引で請求する必要はありません。初回供給資産が担保要件を満たすと、リザーブとアカウントの担保規則に応じて担保利用が自動的に有効になることがあります。

供給数量はウォレット残高とマーケットの残り供給枠で制限されます。ネイティブKAIA入力ではガス予備分も残します。凍結されたマーケットは新規供給を受け付けず、一時停止または無効化されたマーケットは対象操作を停止します。

## 引き出す

1. **引き出し**を選択し、ウォレットに戻す数量を入力します。
2. 残り供給残高、利用可能流動性、引き出し後のヘルスファクターを確認します。
3. **取引を確認**を選択し、表示される承認と引き出し取引を実行します。
4. 取引が成功したら、受け取った資産と残り供給残高を確認します。

引き出しには保有aTokenを使います。供給残高とプールの利用可能流動性の範囲で引き出せます。未返済ローンの担保を引き出す場合は、残り担保がプールのヘルスファクターとLTVの条件も満たす必要があります。全額引き出すと、その資産の担保利用設定が解除されます。

## 借り入れる

1. 担保に使える資産を供給し、**担保利用**が有効になっていることを確認します。
2. 借りる資産のマーケットを開き、**借入**を選択します。
3. 数量を入力します。取引後の負債、追加借入可能額、現在の変動金利、ヘルスファクターを確認します。
4. **取引を確認**を選択します。ネイティブKAIA借入で求められる借入権限の委任承認を行い、ローン取引を承認します。
5. ウォレットに届いた資産と更新された負債を確認します。

アプリは**変動金利**で借り入れます。時間の経過とともに負債残高に利息が加算されます。借入には、マーケットが有効で、一時停止・凍結されておらず、借入機能が有効であることが必要です。利用可能流動性、借入上限、アカウントの担保上限も満たす必要があります。選択した資産には、E-Mode、隔離モード、単独借入の制限も適用されます。

借入数量はマーケットの容量とアカウントの追加借入可能価値の範囲に収めます。署名前に、数量入力欄の最大値とアカウント全体の借入可能額を合わせて確認してください。

## 返済する

1. 借りた資産のマーケットを開き、**返済**を選択します。
2. 数量を入力し、**適用数量**と残り負債を確認します。
3. **取引を確認**を選択し、表示されるトークン利用承認と返済取引を実行します。
4. 更新された負債を確認します。全額返済後は負債残高が0になっていることを確認します。

返済には借りた資産を使います。プールは実行時の未返済変動金利負債を上限として金額を適用します。ERC-20返済では実際に適用する数量が転送され、Gateway経由のネイティブKAIA返済では超過支払い分が送信者に返金されます。

見積もりから実行までの間も利息は発生します。表示負債と最大返済数量は時間とともに変わるため、返済後にポジションを更新して残高を確認してください。

## ウォレットの承認

利用許可の承認後、供給・引き出し・ローン取引が操作を実行します。既存の承認枠が取引数量を満たす場合、アプリは承認取引を省略します。

| 操作          | ネイティブKAIA経路                                            | ERC-20経路                      |
| ----------- | ------------------------------------------------------ | ----------------------------- |
| 供給          | GatewayへKAIAを送信。ユーザーのトークン承認なし                          | 原資産トークンのLending Pool利用を承認して供給 |
| 引き出し        | **aWKAIA**のGateway利用を承認してKAIAを引き出す                     | Poolで引き出し。新規トークン承認なし          |
| 借入          | 変動負債トークンの`approveDelegation`でGatewayに借入権限を委任してKAIAを借りる | Poolで借入。トークン承認なし              |
| 返済          | GatewayへKAIAを送信。ユーザーのトークン承認なし                          | 返済トークンのLending Pool利用を承認して返済  |
| 担保 / E-Mode | Poolの設定変更取引を承認                                         | Poolの設定変更取引を承認                |

ネイティブ借入の委任は、承認数量の範囲でGatewayが自分のアカウントに負債を作成することを許可します。変動負債トークンの借入承認枠を使います。ネイティブ引き出しではaWKAIAのERC-20承認枠を使い、供給受領トークンをGatewayへ移します。

## 担保とヘルスファクター

供給ポジションがある資産の**担保利用**を有効にすると、適格な供給残高がアカウントの担保に含まれます。現在のアプリでは、Lendingアカウントに負債が残っている間は担保利用を無効にできません。担保利用を解除する前に負債を返済してください。

負債があるアカウントのヘルスファクターは次のとおりです。

```
ヘルスファクター = 合計(有効な担保価値 × 適用清算しきい値) / 負債価値の合計
```

各価値には同じオラクル基準通貨を使います。清算しきい値にはリザーブの値を使い、選択したE-Modeカテゴリに一致する資産にはカテゴリの値を適用します。画面の**ヘルスファクター**はLendingアカウント全体を反映します。

| ヘルスファクター | ポジション状態                 |
| -------- | ----------------------- |
| 1超       | 清算の重みを適用した担保価値が負債価値を上回る |
| 1        | 清算境界に到達                 |
| 1未満      | 清算対象                    |

担保価格の下落、負債資産価格の上昇、利息の累積はヘルスファクターを下げます。有効な担保の追加供給や返済で上がり、追加借入や担保引き出しで下がります。操作ごとに**実行前**・**実行後**の値を確認してください。プレビューは現在のアカウントデータから影響を推定します。

清算では負債の一部が返済され、その対価として担保が引き取られ、マーケットの清算ペナルティが適用されます。以前の借入取引が成功しても、その後のヘルスファクターは固定されません。負債が残っている間はアカウントの状態を確認してください。

## E-Mode

**E-Mode**は適格担保にカテゴリ別のLTVと清算しきい値を適用します。カテゴリが有効な間、新規借入はそのカテゴリの資産に限定されます。

1. マーケットのアカウント概要から**E-Mode**設定を開きます。
2. カテゴリを選択し、対象資産、制限資産、最大LTV、ヘルスファクターの変化を確認します。
3. **E-Modeを有効化**を選択し、設定変更取引を承認します。
4. 有効カテゴリで**E-Modeを変更**を選択するか、**E-Modeを無効化**で通常のリザーブ条件に戻ります。

既存の負債は有効にするカテゴリに対応している必要があります。有効カテゴリの変更・解除後も、変更後の条件でヘルスファクター1以上を維持する必要があります。通常の清算しきい値で負債を支えられない場合は、解除前に返済するか担保を追加してください。カテゴリの資産構成と各数値は現在のマーケット設定に従います。

## 金利・費用と操作ができない理由

供給・借入金利はマーケットの稼働率と設定された金利モデルによって変わります。供給金利にはリザーブファクターがすでに反映されています。変動借入金利は最初の取引後も負債に影響します。

オンチェーンの承認と操作にはKAIAガスを使います。トークン利用承認と借入権限の委任は、それぞれ実際の操作とは別の取引です。

| 操作ができない理由          | 確認する内容                    |
| ------------------ | ------------------------- |
| 残高不足               | 入力資産残高とガス用KAIA残高          |
| 供給・借入上限に到達         | **上限**に表示される残り容量          |
| 流動性不足              | 利用可能流動性と要求する引き出し・借入数量     |
| 担保・ヘルスファクター上限      | アカウント負債、有効担保、取引プレビュー      |
| E-Mode資産の不一致       | 選択カテゴリの対象資産と制限資産          |
| 凍結・一時停止・無効マーケット    | マーケット状態と停止されている操作         |
| ポジション・取引データを取得できない | 表示されるデータエラー。送信前に対象データを再取得 |

ウォレットの要求を拒否すると取引は送信されません。利用承認が成功した後に本取引が失敗した場合、承認は残りますが、失敗した本取引によってポジションは変わりません。本取引の成功レシートは実行完了を示します。その後、更新されたポジションと資産残高を確認してください。


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# Agent Instructions
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